音楽コラム

【最速レビュー】感情よ、くたばれ。BiS1st&BiS2ndの新曲「アゲンストザペイン」を聴いた

こんにちは、よしみ(@saltrice1225)です。

現在、47都道府県全国ワンマンツアーを半年以上かけて遂行している「BiS」

2018年11月14日(水)、新シングル「アゲンストザペイン」がリリースされます。

BiS1stとBiS2nd、ふたつに切り裂かれたBiS。

苦難を乗り越え続ける10人の魂が重なり合った、2018年のアイドル史に残るであろう名曲。

「まだBiSのことをよく知らないんだよなぁ」

そんなあなたでも、今から紹介する「3つのポイント」さえ抑えたら大丈夫。

「アゲンストザペイン」がいったいどんな曲なのか、たった数分でわかります。

その1.エモい歌詞

その2.リンクするMV

その3.まっすぐなライブ

百聞は一見に如かず、まずは一度聴いてみてください。

 

その1.歩んだ現実が投影。「エモい歌詞」

プー・ルイの卒業、カミヤサキとアヤ・エイトプリンスのレンタルトレード終了、全国47都道府県ワンマンツアー開始、突然のももらんど脱退、新メンバー加入からの分裂・・・

BiSにとって、激動の1年となった2018年。

「見慣れた景色にサヨナラを
 気持ちついていかなくても
 辛いことも 楽しいことも 全部味わったね」

目まぐるしいスピードで駆け抜け続ける、彼女達の想いを現した一節から楽曲ははじまる。

その後に続く、

「戻りたいような 戻りたくないような」

という葛藤のフレーズが、歩んできた道への足跡を一層際立たせる。

BiSのライブに足を運ぶようになりまだ半年ちょっとの私でも、あまりにも濃厚すぎる走馬燈が脳内をフルスピードで駆け巡ってゆく。

自分の誕生日に初遠征した日のこと、日帰り飛行機で会いに行った日のこと、感情が抑えられず27km走った日のこと、思い出の地で10連チェキを撮った日のこと、地元のハコの最前列で観た日のこと・・・

いちいち挙げていればキリがないほど、ひとつひとつの「あの日」すべてが最高だった。

今改めて振り返り、大切な思い出を最速レポ記事としてカタチに残しておいて本当に良かったと感じている。

私にとっても2018年は、アヤといっしょに走り抜ける「世界が変わった1年」だった。

そして、なんといっても印象的なのは、

「感情よ くたばれ」

というサビのフレーズ。

人気音楽番組「バズリズム02」で紹介された際には、俳優の犬飼貴丈さんもその歌詞に衝撃を受けていた。

この半年間だけでも、常に過酷な状況に晒され続けたBiS。

必死に抑え込んだ心の闇を吐き出すかのように放たれる、全身全霊のメッセージ。

感情よ、くたばれ。

たった一文の歌詞に10人の想いが乗り移ることで、感情が言霊として解放される。

「主題歌はハートブレイクが似合うはずさ」

彼女達は「アイドル」、されど「ひとりの人間」。

悩み苦しみ、葛藤を押し殺し、それでもステージの上では「アイドルとして」笑顔と愛を絶やしてはいけない。

常人には考えられないような「傷と重み」を背負った10人。

いつ心が崩壊してもおかしくない、繰り返す引きちぎるような毎日。

そんな裏側に潜んだ「心の闇」を言霊に託すことによって、人々の心を激しく打ち抜く。

「夢を乗せて、夜を越えて
 過ごした日々全部捨てないさ」

BiSが目指す先は、もっと高くて明るい場所にある。

楽しかった思い出も、苦しみ抜いた過去も、深い愛を感じたあの日も、悲しみで胸が張り裂けそうになったあの日も。

全部全部受け入れて、夢を乗せて、夜を越えていく。

「音を立てて 崩れ落ちる
 でも感じる届きそう against the pain」

あの日観た綺麗な星空は、きっと儚く崩れ落ちてしまうもの。

決して固執することなく、それでも傷ついた過去を大切に抱えて生きてゆく。

苦しみに耐え抜いたその先、いつか夢へ届く日が必ずやってくる。

楽曲の世界観を体現した「生き様」を魅せ続ける10人が歌うからこそ、「アゲンストザペイン」というひとつの壮大な物語が成り立つのだ。

その2.ふたつの世界が交差。「リンクするMV」

「BiS1st」と「BiS2nd」、ふたつのBiSが織りなす視覚のメッセージ。

「アゲンストザペイン」のMVでは、まったく異なったアプローチで楽曲の世界観を表現している。

改めて、それぞれの「アゲンストザペイン」を比較してみよう。

まずは、BiS1st

目の前には海が広がる壮大な砂浜、朝焼けに立ち並ぶ4人の姿。

最後には波に飲まれていくソファーは、いったい何を隠喩しているのか。

BiS.LEAGUEで4人が勝ち取った、BiS1stのポジション?

真偽の程は定かではないが、様々な「憶測」をかき立ててくれる印象深い表現。

靴を天に掲げ、裸足で砂浜を駆け抜けていく様は、旧BiS時代に公開された伝説のMV「My lxxx」をどこか彷彿とさせる。

明るい未来を想像させてくれるような、美麗な映像とアヤの美脚

その中にところどころカットインされている、4人の対照的な苦悩の表情が心を打つ。

空白が多い白くぼやけた視界に広い大地、そして背後に映る巨大な月と海。

途方もなく広がるこの世界、もっとたくさんの人にこの歌声が届け。

BiS1stの「アゲンストザペイン」は、まさに「まだ見ぬ未来に向かう姿」を象徴していると感じた。

そして、対するBiS2nd

夜中の路上でトラックに轢かれ、走馬燈を振り返るというストーリー性の高い内容。

BiS1stのMVが「光」側のアプローチであるとすれば、BiS2ndのMVは正反対の「闇」側のアプローチだ。

BiS加入前の写真がフラッシュバック、さらにオーディション時を彷彿させる衣装をまとって立つ6人。

すべてが終わるその瞬間、今まで歩んできた道を受け入れ死ぬことができるのか。

見上げた夜空に映る、「SHIT」の4文字。

まだまだこのままじゃ終われない、夜道を駆け抜ける6人の強烈な反骨精神が込められていた。

何度でも己を破壊し、何度でも新しい世界を手繰り寄せてゆく。

自らを轢いたトラックに乗り込むラストシーンからは、BiSの象徴ともいえる「破壊から生まれる創造」を感じ取れる。

同じ楽曲なのに、まったく違う曲に仕上がっているふたつの「アゲンストザペイン」

光と闇、未来と過去。

すべてを受け入れ、前に進むしかない。

BiS1stとBiS2nd、分裂した「BiS」が歩んできたふたつの道。

相反する世界観から映し出されるMVには、共通のメッセージが込められていた。

その3.直接触れると更に響く。「まっすぐなライブ」

ここまでで、「アゲンストザペイン」という楽曲の深さはだいたい伝わったはず。

もちろん、音源やMVだけでも素晴らしい作品であることには変わりない。

しかし、ライブでのパフォーマンスこそがBiSの真髄。

初披露の渋谷ワンマンから既に何度も観てきているにもかかわらず、未だに感極まってしまう。

軽々しく「泣ける曲」だとは言いたくない。

でも、ライブで聴くとなぜか毎回自然と涙があふれてくる。なぜなのか?

異常な頻度でライブに通い詰めた私だから、人一倍BiSへの思い入れが強いという所為もあるだろう。

心の底を抉り出すかのように、目の前から大音量で直に歌声が響いてくる。

この感覚は、やはりライブに足を運んだ時にしか味わうことができない。

 

目も耳も体も、そして心も、己のすべてをBiSにぶつけることができる大切な場所。

繊細な表情の変化や体温を五感で受け止めることで、楽曲の深みにますますハマってゆく。

音楽が、体内に入り込んでくる感覚。

だからこそ、BiSのライブには何度でも足を運びたくなるし、10人の歌声が心臓を貫いてくる。

 

そして、アヤの居るBiS1stでは、ライブならではの楽しみがもうひとつ。

MV同様、サビでは4人が靴を脱いで振り回す。

 

 

 

タオルやサイリウムではなく、ライブ中に靴を掲げるアイドルは他にいないはず。

破天荒でウケ狙いのようなパフォーマンスに見えるかもしれないが、「アゲンストザペイン」はそんなフザけた曲ではない。

あくまでも真剣に、ひとつの表現手段として。

くだらない常識なんて、真正面からブチ壊してやる。

 

ライブハウスに足を運ぶと、BiSにしか成しえない唯一無二のパフォーマンスを感じられた。

だからこそ、「アゲンストザペイン」は無数の心を震わせ、ハートブレイクさせる楽曲といえる。

まとめ.「アゲンストザペイン」は今のBiSを象徴する最高傑作

最後に、もういちど「アゲンストザペイン」の魅力をおさらいしましょう。

1.あなたとBiSを重ね合わせて共感できる「エモい歌詞」

2.光と闇、異なる世界観が混じり合い「リンクするMV」

3.五感で熱を感じ取ることができる「まっすぐなライブ」

BiSのことをまだよく知らないあなたにも、これから知っていきたいというセンスの良いあなたにも。

そして、私のようにBiSの魅力に取りつかれ沼から抜け出せないあなたも。

BiSの新曲「アゲンストザペイン」は、苦しみを抱えて生きようと前進するあなたに必ず響く曲。

間違いなく、「現在のBiS」を象徴する最高傑作だと私は言い切ります。

「エモい曲」の一言で、片づけてしまうにはもったいない。

「アゲンストザペイン」が、BiSや私とってどれほどの重みを持った大切な曲なのか。

もっとたくさんの人に、この曲の魅力を伝えたい。

そう強く突き動かされたのが、今回のレビュー記事を公開するに至ったきっかけです。

そして、ちょっとでも「良い曲だな」と感じてくださったそこのあなたに朗報。

11/11(日)~11/16(金)のリリース週には、毎日BiSのライブを楽しむことができます!

よしみ
よしみ
やってあ!!!

「地方在住だから、平日の東京のリリイベなんて行けないわ・・・」

安心してください、地方在住のあなたにもチャンスはあります。

そんなあなたのために、現在BiSは全国47都道府県を回るワンマンツアー「I don’t know what will happen TOUR」を遂行中です。

ツアーは終盤、残り公演も少なくなっていますが、まだまだ間に合います!

ツアーファイナルのZepp TOKYO公演は12月29日に行われるので、年越し旅行感覚で集まりましょ(‘ω’)ノ

また、各音楽配信サイトでも「アゲンストザペイン」とカップリング曲の「YPP」が先行配信されています。

よしみ
よしみ
みんなで聴きまくろう 

平成最後の年末、BiSと一緒に世界を変えませんか?

 

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